図面が無くても部品加工は依頼できる?方法と失敗しないポイントを徹底解説
図面が無くても部品加工は依頼できる?方法と失敗しないポイントを徹底解説
「図面がないけど、この部品を作りたい」
「現物しかないけど加工依頼できる?」
こういったお問い合わせは、実は非常に多くあります
結論から言うと、図面が無くても部品加工の依頼は可能です
ただし、依頼方法や伝え方によって「価格」「納期」「仕上がり」が大きく変わります
この記事では、図面なしで部品加工を依頼する具体的な方法と、失敗しないポイントをわかりやすく解説します
図面が無くても部品加工ができる理由
現在の加工現場では、以下のような方法で図面の代替が可能です
・現物からの採寸
・頭の中の形状の電話での説明
・手書きスケッチ
・写真や動画
・3Dデータ化(簡易スキャン)
特にNC旋盤加工や機械加工では、寸法さえ把握できれば製作可能なケースが多いのが特徴です
図面の書き方もお教えできます
図面なしで依頼する3つの方法
① 現物支給(もっとも確実)
一番おすすめなのが、現物を送る方法です
・メリット
寸法ミスが起きにくい
精度の高い再現が可能
打ち合わせがスムーズ
材質の判断が出来る
・よくある依頼例
摩耗した部品の作り直し
廃番部品の再製作
試作品のコピー
昔から作っているが、図面は無い
👉 実務的には「現物+要望(材質変更など)」が最も失敗しません
👉 材質、表面処理(焼き入れ研磨、メッキ)の判断が出来る
② 手書き図+寸法指示
簡単なスケッチでOKです
ポイント
重要寸法(外径・内径・長さ)は必ず記載
公差(精度)が必要な箇所は明確に
材質・用途を書く
寸法の単位をそろえる
例
φ20 → φ19.98など精度指示
「ここははめあい」など用途補足
👉 完璧な図面である必要はありません。伝えて話し合えることが重要です
👉 外観部品のため、きれいに仕上げてほしい
③ 写真・動画で伝える
スマホで撮影したものでも問題ありません
有効な撮り方
全体写真
寸法が分かるようノギスと一緒に撮影
複数角度から撮影
👉 「用途(どこに使うか)」も伝えると、最適な加工提案が受けられます
👉 磁石が付くか
図面なし依頼でよくある失敗
❌ 寸法の抜け・曖昧さ
→ 見積もり後に追加工・再製作になるケースあり
❌ 材質不明
→ 強度不足・錆・摩耗の原因に
❌ 精度の伝達不足
→ はまらない・ガタつく
❌ この部分が困っている、この様に改善したい
→ このメスに入ってクルクル簡単に回したい
❌ 頼みたい
→ 説明がめんどくさい
失敗しないための重要ポイント
① 用途を必ず伝える
例:
回転部品
圧力がかかる
摩耗部品
👉 加工業者が最適な加工方法・材質を提案できます
② 優先順位を明確にする
精度重視
コスト重視
納期優先
外観重視
👉 これだけで見積もり精度が大きく変わります
③ 数量を伝える
部品加工は数量で単価が大きく変わります
例:
1個 → 試作価格(高い)
10個 → やや安い
100個 → 量産価格
👉 図面なしでも、数量情報は必須です
図面なし依頼はむしろ歓迎されるケースもある
実は加工業者側としては
他社で断られた案件
図面が無い試作
現物しかない修理部品
こういった案件は得意分野であることも多いです
特に町工場やNC旋盤加工業者は
「図面なし対応=技術力の見せ場」でもあります
失敗しない為に最小限でも打ち合わせにお付き合いください
きっとお役にたてます
まとめ|図面がなくてもまずは相談が正解
図面がないからといって、依頼をあきらめる必要はありません
むしろ重要なのは
現物 or 情報をどれだけ伝えられるか
用途・目的を共有することです
「図面が無くても大丈夫です」
「現物・写真からの製作も対応可能です」
👉 「こんなもの作れる?」レベルでも問題ありません
まずはお気軽にご相談ください
電話:045-381-6072
FAX:045-373-9155
メールの場合はお問い合わせより空メールを頂ければ
図面等添付可能なアドレスをお返しします