鉄 SUM23 Φ40丸棒バー材 NC旋盤加工
鉄のSUM23快削鋼φ40丸棒のバー材(1m)を使用し、
NC旋盤加工後ベンチレースにて端面を仕上げます。
NC旋盤加工とマシニング加工については、横浜市神奈川区にある東北製作所にご相談ください。
私たちの会社は横浜市神奈川区でNC旋盤やマシニングなどの機械を用いて、精密部品の切削加工を行っています。
多様な業種との連携を通じて、皆様のニーズにお応えし、直接の加工依頼、見積もりやご相談にも積極的に対応いたします。
どんな要望にも挑戦し、「これができるか?」「この価格で可能か?」というご質問にもお答えします。
お問い合わせフォームもしくは電話、FAXでお気軽にご相談ください。
既製品では入手できないカスタムメイドな部品の加工も承っております。
弊社のNC旋盤はバー材使用になっていますので、この様な形状や丸棒バー材からの加工は、お安くNC旋盤加工が出来ます。
→NC旋盤で素材をチャッキングして出来る限りの加工が出来る、材料の切断料がかからない為
反対の面もベンチレースで仕上げる為、NC旋盤を使用しないので、これもまたお安く加工が出来ます。
皆様のお役に立てるよう、ご協力します。材料が値上がりし、協力工場からの値上げ要求に答えられない等、色々な問題にもお役に立てればと思います。
簡単な加工だけど、数量が少ないけれど、多いけれど等々まずは、ご相談ください。
今回の加工品を加工方法を交えながら写真を使用し、順を追って説明します。
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NC旋盤加工
1.チャッキング
加工に必要な長さを出し、チャッキングする。
弊社ではΦ40以下は各サイズのNC旋盤内のスピンドルに入れるスリーブ
及びチャックを準備しています。
2.外径及び端面荒加工
荒加工用の刃物を使用し、端面及び外径を荒加工する。
共に0.2mmの仕上げ代を付けておく
3.センター穴加工
センター穴加工用の刃物を使用し、センター穴を加工する。
ドリルの取っ掛かり、中心に芯を出して穴を開けるためにセンター穴を開けます。
ドリルは大きな力を受け、穴を開けるため、穴が曲がったり、位置がずれると言った不具合が多いです
それを防止するため、この工程を入れます。
4.ドリル加工
今回の加工で一番小さい内径は16の為、15.5のドリルを使用し、穴を開けます。
5.内径荒加工
内径荒加工用の刃物を使用し、内径を荒加工する。
33まで内径を加工するため、本来は2本のドリルを使用したいですが、
取り付けられる刃物の本数が決まっているため、今回は内径を2本取り付けました。
荒加工用と、仕上げ加工用です。
奥の端面が幅広いため、端面が逃げたタイプの内径用刃物を使用します。
6.チャック側外径面取り
溝入れ用の刃物を使用し、チャック側の外径の面取りをします。
C2と大きいため、1度荒加工として加工します。
7.外径仕上げ加工
仕上げ加工用の刃物を使用し、仕上げ加工する。
荒加工時に付けた0.2を加工しながら、寸法及び表面精度を仕上げる
写真では荒加工のままの方がきれいに見えますが、寸法及び表面精度は仕上がっています。
8.内径仕上げ加工
内径仕上げ加工用の刃物を使用し、内径を仕上げる。
内径の底のメス角部分がR1ですが、これはプログラムで加工指示します。
NC旋盤の1番の強みです。
9.突っ切り加工
突っ切り加工用の刃物を使用し、突っ切り加工する
チャック側のC2面取りを加工した刃物と同じです。
パーツキャッッチャを良きタイミングで出し、製品をキャッチする
10.引張
材料を引っ張る為の道具を使用し、必要寸法を引っ張る。
この工程の動きとしては
材料に寄せる→材料を挟む→チャックオープン→必要寸法寸法引っ張る→チャッククローズ→道具を逃がす
以上でこの製品のNC旋盤の工程は終了です。
プログラムは先頭に戻り、2個目の加工を始めます。
ベンチレース加工
チャックを取り付け、手前の黄色い刃物は内径面取り用の刃物
奥側は端面仕上げ用の刃物を研ぎ、取り付ける。
ペダルを踏むと回転し、刃物をスライドさせ加工します。
端面を加工し、この製品は完成です。