鉄 SS400 NC旋盤 マシニング加工 Φ60磨き材を使用し、内径Rc11/2ネジ 底面10-43長穴

SS400Φ60磨き材丸棒バー材を使用しをNC旋盤加工後マシニング加工します。

Rc1 1/2内径ネジを旋盤加工し、底面に幅10-長さ43マシニングを使用し、エンドミルで長穴加工します。

当社は横浜市にてNC旋盤やマシニングなどの機械を駆使し、切削部品の加工を行っております。

多岐にわたる業種との連携もありますので、見積もりやご相談にも積極的に対応させていただきます。

SS400 NC旋盤加工 マシニング加工

SS400 NC旋盤 マシニング加工

完成品

外径の仕上がりがΦ60の為、磨き材を使用し、加工します。外径を加工しない場合キズ、打痕等表面の問題となる事柄をお客様と話し合い決めないといけません。

ただし、素材により60の次のサイズが65となると単価との話も関わってきます。

SS400は一般的な材料です。磨き材と黒皮材が有ります。

 

お問い合わせフォームもしくは電話、FAXでお気軽にご相談ください。

今回の加工品を写真を使用し工程を順を追って説明します。

NC旋盤加工

1.NC旋盤(端面荒加工)

SS400NC旋盤荒加工刃物SS400NC旋盤荒加工

旋盤用の荒加工の刃物を使用し、端面を荒加工する。

SS400NC旋盤荒加工SS400磨き丸NC旋盤荒加工

 

2.NC旋盤(穴あけ)

止まり穴になる為、タンガロイ社製のTACドリルで荒取り加工をする。

SS400NC旋盤ドリル加工SS400磨き丸NC旋盤ドリル加工鉄NC旋盤ドリル加工

通常のドリルでは先端角の角度が付いた穴になりますが、TACドリルを使用すると底部分が平らになる為、

止まり穴を加工する場合、次工程の内径加工が楽になります。

SS400NC旋盤ドリル加工SS400NC旋盤ドリル加工鉄NC旋盤ドリル加工

 

タンガロイ社製TACドリルの特徴

優れた加工面と安定した切りくず排出性を追求したボディー

・4コーナー使用できる経済性に優れたTDXコンセプト

・吐出量のアップによる切りくず排出性の向上

・多様な被削材や加工環境に合わせた選択が可能

・高剛性かつ高信頼性を追求したボディ

・耐溶着性及び耐チッピング性を飛躍的に向上

 

3.NC旋盤(センターリング)

SS400NC旋盤センタードリル加工鉄NC旋盤ドリル加工

底面に長穴加工が有る為中心にΦ9.5の穴を加工する。

ドリルが曲がらない為にセンターリング加工する。

止まり穴の場合完全止まり穴(中心まで)より穴が開いている方が楽に加工出来ます。

 

4.NC旋盤(中心穴あけ)

SS400NC旋盤ドリル加工

止まり穴の中心部分の除去と、

底部分のマシニングの荒加工の為、φ9.5の穴を開ける。

SS400NC旋盤ドリル加工鉄NC旋盤ドリル加工

 

5.NC旋盤(内径荒加工)

SS400NC旋盤内径加工鉄NC旋盤内径加工

内径加工用の刃物を使用し、内径加工する。

今回は内径止まり穴の為、先端が大きく逃げている刃物を使用する。

SS400NC旋盤内径加工鉄NC旋盤内径加工

入口はR1 1/2の内径ネジの為の面取りをする。

 

6.NC旋盤(内径R1 1/2ネジ切り)

SS400NC旋盤内径ネジ切り鉄NC旋盤内径ネジ切り加工

内径ネジ切りチップには大まかに分類すると、

メートルネジ用と、ユニファイネジ用の先端60°のチップと、

管用平行及びテーパーならびにウィットネジ用の先端55°のチップと、

台形ネジ用の台形30°、29°が有ります。

さらに、おのおののチップにさらい刃付きと無しが存在します。

加工するネジに合ったチップを選択しますが、1箱に5個入って1セットの為

選択を間違えると大損します。

SS400NC旋盤内径ネジ切り鉄NC旋盤内径ネジ切り加工SS400NC旋盤内径ネジ切り鉄NC旋盤内径加工ネジ切りSS400NC旋盤内径ネジ切り

今回は管用テーパーネジのさらい刃付きの鉄用を選択しました。

さらい刃付きのチップで加工されるネジの特徴としては

①ねじ山の角が取れて仕上がり品位が向上(感触がなめらか)

②さらい刃の切り込み量を前加工で考慮する必要がある

③ピッチごとにチップの型番が決まる

 

7.NC旋盤(端面仕上げ)

SS400NC旋盤端面仕上げ加工鉄NC旋盤端面仕上げ加工

外形の面取りを行いながら端面を仕上げる。

SS400NC旋盤端面仕上げ鉄NC旋盤端面仕上げ加工

 

8.NC旋盤(突っ切り)

SS400NC旋盤突っ切り加工鉄NC旋盤突っ切り加工

溝入れ加工用の刃物を使用し、製品を突っ切る

SS400NC旋盤突っ切り加工鉄NC旋盤突っ切り加工

パーツキャッチャーを出し、落下する製品をキャッチする。

SS400NC旋盤加工SS400NC旋盤加工SS400NC旋盤切削加工

手で製品を取り1工程目から繰り返し加工する。

 

SS400NC旋盤Rc1 1/2ネジ加工鉄NC旋盤Rc1 1/2内径ネジ切り加工Rc1 1/2側

SS400NC旋盤加工鉄NC旋盤加工裏側

以上で旋盤加工は終了

 

マシニング加工

1・マシニング(バイスチャッキング治具作成)

 

2・マシニング(端面加工、FM加工)

タンガロイ社製の肩削りカッターを使用し、端面加工

 

3.マシニング(φ9.5穴あけ)

NC旋盤加工時に使用した9.5のドリルを使用し、荒穴あけ加工

長穴を加工する際の始まりと終わり部分に穴を開ける

Z方向(深さ)方向に切削できるエンドミルは有りますが、欠損等の確認がしにくい為穴を開けてしまいます。

次工程のエンドミル加工が楽になる。

 

4.マシニング(ラフィングエンドミル加工)

ラフィングエンドミルφ8を使用し、長穴の荒加工

ラフィングで加工すると切子が細かくなり、重切削が出来、荒加工に向きます。

早く加工が出来る。面精度は良くない

 

5.マシニング(面取り)

ノガジャパン社製の裏座ぐりミニチャンファーを使用し、

表面と裏面を1本の刃物で加工します。

表も裏もミーリング加工で面取り・バリ取りが出来ます。

 

6.マシニング(長穴仕上げ)

仕上げ用のエンドミルを使用し、長穴を仕上げる

使用時の止めネジを支給して頂き、ネジの確認、寸法はノギスで確認し、完成

以上で製品として完成です。
見積もりご相談お待ちしております。
1番早い方法としては、045-373-9155に図面をFAXして頂き、
045-381-6072に電話して頂くのが弊社としても有難いですし早いです。

 

困った時の知恵袋 YAMAWA 管用ネジ編

管用テーパーネジは、旧JIS規格ではPT1/2-14などとPTの呼び記号が使用されていました。

現行のJIS規格ではRc1/2-14などとRcの呼び記号が使用されます。

でも実質的な、めねじ寸法はPTもRcも同じで変わりません。

旧JIS PT1/2-14 の谷の径の基準寸法は20.955 有効ネジ部の長さ12.7

現JIS Rc1/2-14 の谷の径の基準寸法は20.955 有効ネジ部の長さ12.7

「管用テーパめねじ」は旧JIS規格ではPT1/2ー14などとPTの呼び記号が使用されていました。

しかし、現行のJIS規格ではRc1/2-14などとRcの呼び記号が使用されます。

でも、実質的な、めねじ寸法は、PT1/2ー14もRc1/2-14も同じで変わりません。

 

長穴加工例

SS400 長穴寸法は 幅17長さ29

SUS303長穴寸法は 幅3.4長さ12.2

SUS304長穴寸法は 幅10長さ15