C3604 Φ36 CNC旋盤加工加工 M3サラ穴
今回はC3604Φ36の丸棒を使用し、CNC旋盤加工します
4か所M3用のサラ穴を加工します
NC旋盤加工とマシニング加工は、横浜市にある東北製作所にご相談ください
横浜市でCNC旋盤及びマシニングを軸に切削加工をしています
外注加工先をお探しでしたら、ご相談ください
CNCとはNC旋盤に回転工具が取り付けられ、ドリル等が回転することにより中心以外にも穴加工等出来ます
C3604はJISに定められた材質の呼び方で、快削真鍮、快削黄銅などと呼ばれ切削性に優れます
加工とは切削加工の事で
大まかには、部品加工、機械加工等呼び方が有り
機械の分類で、旋盤加工、フライス加工
使用する機械で、NC旋盤加工、MCフライス加工、ベンチレース加工
加工する素材で、金属加工、非鉄金属加工、樹脂加工等呼ばれていると思います
1工程.外径、端面荒挽き加工
∮38のC3604×1000mmをNC旋盤に入れチャッキング(捕まえる)します
仕上がり寸法が∮36の為1サイズ大きな材料から外径を加工し、仕上げます
2工程.溝加工
溝加工用刃物を使用し、反対側の外径を加工します。
3.センタリング加工
ドリルの位置決めの為、寸法位置にもみつけます。皿ネジ頭が隠れるまでの深さ
4.3.5キリ穴加工
M3のネジが入るようにネジよりも大きな穴今回はM3用皿穴なので∮3.5を開けます。皿穴と言っても各企業様それぞれの規格が有ったりしますので現物を支給して頂き頭が隠れる様に製作するのがベストです。
5.中心ドリル加工
仕上がり寸法が∮10の為それより小さなドリルを使用、今回は∮9.5のドリルを使用します。
6.中心穴仕上げ加工
図面に従い、∮16.9深さ1および∮10で仕上げる。
7.外径及び端面仕上げ加工
図面に従い、外径∮36後端面を仕上げる。端面は長さ方向の寸法
8.溝バイトで裏の仕上げ加工
図面に従い、裏側の外径∮16.8と同時に端面を仕上げる。端面は長さ方向の寸法
9.突っ切り→パーツキャッチャー(製品拾い)
パーツキャッチャーを出し、突っ切る
10.材料引き出し
引き出し専用の爪で素材を挟み込み、チャック開き→規定の寸法に引き出す→チャック閉じ
上記状態でターニングセンタは1工程目に戻り新たに加工を始めます。(材料分連続加工)
ベンチレース加工
ターニングセンターで加工終了品をベンチレースで仕上げます。
ターニングセンターを使いワンチャックで加工する事により平行度、同軸度、垂直度は問題になりません。
ベンチレースは標準のコレットチャック(1〜26mm)とブランクチャック(生爪)が有り、加工内容により使い分けます。
チャッキング
ボール盤で穴の裏の面取り
ボール盤
以上でこの製品は完成です。
見積もり、ご相談お待ちしています。
別の銅系の非鉄金属の切削加工紹介