C3604の平19六角材をM16.5×P0.5内径ネジNC旋盤加工します

六角材はサイズの表し方として六角の対辺の幅で表します。

快削真鍮六角棒を使用します。

JIS  規格名及び記号 H3250 C3604B

旧JIS 規格名及び記号 H3422 BSBM2 快削真鍮棒2種

平19×1000からM16.5×P0.5の内径ネジを加工します。

ワンチャックで加工する事により工程を省き早く安く製品を製作できます。

M16.5×P0.5の内径ネジは極細目のネジで特殊なネジの部類に入ると思います。

今回は客先よりネジの合わせ(ゲージ替わりに雄ネジの製品)を支給して頂き加工します。

M16.5×P0.5のネジはJISにもISOにも規格が無く、

他の管用平行ネジ(Ps)かユニファイ(UNF、UNC)ネジかと思いましたが、確かにM16.5×P0.5の製品が支給されました。

 

1工程.端面荒挽き加工

平19のC3604×1000mmをNC旋盤に入れチャッキング(捕まえる)します。

DSC00413加工後→DSC00414

 

2工程.センタリング加工

内径ネジを加工する為、穴を開けます。

ドリルが曲がらずに入る為に取っ掛かりの加工です

DSC00415加工後→DSC00417→拡大DSC00417

 

3.ドリル加工

M16.5のピッチが0.5なので計算上16.5-0.5=11.5の内径寸法を作る為、ドリルは1サイズ細く11.3を使用します。

DSC00419加工後→DSC00420拡大→DSC00422

4.内径加工

ネジ加工の為、内径を∮11.5で仕上げ、入り口にはC0.8の面取りをします。

DSC00423加工後→DSC00424

ネジは基本的に先端に面取りをしますがそこにバリが出る為、ネジ加工→仕上げ加工→再度ネジ加工と言う工程で綺麗でバリの無いネジが加工出来ます。

5.内径ネジ加工

内径ネジ切りバイトにP0.5のチップを取り付ける、P0.5のチップで加工するメリットは、内径(内径ネジの山)の山も加工する為きれいなネジが加工出来ます。

P0.5のネジを加工するのに約3パスくらいで加工出来ます。(材質C3604の場合)

例:チャックが1回転(素材)する時に刃物が0.5mm進むとP0.5のネジが加工出来、長さ10mmの場合20回転刃物が10mm進む

実際には、チャックは2000r.p.m.くらいで回転させるため、10秒くらいで加工出来ます。

DSC00425加工後→DSC00426

6.突っ切り

製品を突っ切る。

DSC00428加工後→DSC00429落下DSC00430

 

 

上記状態でNC旋盤はは1工程目に戻り新たに加工を始めます。(材料分加工)

 

ベンチレース加工

NC旋盤で加工終了品をベンチレースで仕上げます。

NC旋盤を使いワンチャックで加工する事により平行度、同軸度、垂直度は問題になりません。

ベンチレースは標準のコレットチャック(1〜26mm)とブランクチャック(生爪)が有り、加工内容により使い分けます。

 

チャッキング

DSC00561加工後→DSC00560

 

 

 

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