CNC旋盤加工 ステンSUS304 Φ48L115M16めすねじ
ステンレスのSUS304φ48の丸棒を使用し、CNC旋盤加工します
30から48に段引きをし
右側はM16のめすねじ
左側は48の鍔の部分をDカットを切削加工します
NC旋盤加工とマシニング加工は、横浜市にある東北製作所にご相談ください
当社は横浜市にてNC旋盤やマシニングセンターなどの機械を駆使し、精密な切削部品の加工を行っております
多岐にわたる業界との連携を活かし、直接のご依頼やお見積もり、ご相談にも柔軟に対応させていただいております
外注加工先に関するお悩みがあれば、ぜひご相談ください
お問い合わせは、フォーム、電話、またはFAXでお受けしております
既製品で入手できない部品の加工を承っています
材料屋さんでSUS304ピーリング材のφ48を定尺分を1mで切断して納入頂きます
ここで見積もりを安くするポイントとしては、材料は定尺で購入するのが一番安いです
そのため、できれば必要数プラス出来た分、全数納入可として頂くと携わる全ての会社が儲かります
また、続く製品か、単発かによっても変わります。専用の治工具、刃物の値段をどうするか等
NC旋盤とCNC旋盤の明確な分類は別にして、弊社では回転工具を使用する加工をCNC旋盤加工と呼びます
今回の加工品を写真を使用し、説明します
最近の投稿の下に、カテゴリー及びインスタグラムの写真がございます。是非こちらもご覧ください
CNC旋盤加工
1工程_チャッキング
NC旋盤の中にカラーを入れ、φ48の素材がチャッキング出来るように段取りをする
ストッパーを使用し、必要な長さを出してチャッキングする
2工程_センターリング加工
ドリルの取っ掛かりを付け、偏芯及びズレを防ぐ
ドリルは食いつきの瞬間にずれたりしますので、センターリング加工をします
3工程_ドリル加工
M16ピッチ2のめすねじの下穴の為、13.5のドリルを使用します
ねじの長さが30の為ドリルは35入れます
4工程_内径荒加工
入り口部分はM16の為の面取りをし、内径は14.1に仕上げますので、荒加工は仕上げ代を0.2付けた寸法で加工します
荒加工は切込み量2mmくらいで数回に分け加工するため、表面は段々になります
5工程_内径仕上げ加工
同じ内径加工用の刃物を使用し、内径を仕上げます
プログラムにより動きを変えることにより、同じ刃物でも荒加工と仕上げ加工が出来ます
取り付けるチップにより用途が違うため、そこは注意が必要です
6工程_内径M16P2切削加工
内径ネジ加工用の刃物でM16P2を加工します
通常はタップでネジを加工しますが、NC旋盤の場合は有る程度大きなネジは切削加工します
使用するチップによりますが、切込み量0.3程度から15回くらいに分けてネジを完成させます
7工程_材料出し
必要な長さ材料を出します
仕上がりの全長が115の為、突っ切り代を含め120出してチャッキング
8工程_φ30荒加工
荒加工用の刃物を使用し、48からφ30に荒加工する
ある程度の太さが有る為加工出来ますがこれ以上細い径の場合は加工方法を変更しないと加工出来ない可能性が有ります
9工程_φ30仕上げ加工
仕上げ加工用の刃物を使用し、φ30部分を仕上げる
根元の鍔の部分の外径を先に面取りしておくとバリが出ません
10工程_突っ切り加工
突っ切り用の刃物を使用し、突っ切る
φ48を突っ切るのは中々しんどいです
以上で片側の加工は終了です
1工程に戻り2個目の加工を始めます
11工程_チャッキング
φ30部分をチャッキングして反対側の仕上げ加工をします
ストッパーを使用し、必要な長さを出しチャッキングします
12工程_端面荒加工
荒加工用の刃物を使用し、端面の荒加工をする
突っ切りの際に刃物が食い込んだり、切子が悪さをして端面に大きい径ほどキズが付きます
突っ切り代を少なくした方が加工は楽ですが傷が残る加工性が大きくなるため見極めが難しいです