NC旋盤+マシニング加工|C5441快削リン青銅切削加工
Φ26のC5441快削リン青銅のバー材を使用し、NC旋盤加工後マシニングにて切削加工します
形状は最外径24段12.1、長さ15、幅16Hカット、4-3.5キリ、中心にM6P0.5のめすねじを加工します
今回は光高工業株式会社様の仕事で、精密ネジ研削・ウォーム研削屋さんからの仕事です
ネジ研削、ウォームギヤ研削、送りネジ研削、台形ネジ研削、円筒研削、センター穴研削 等を行っている会社様からの仕事です
Φ26のC5441快削リン青銅の丸棒バー材を使用し、NC旋盤加工後にマシニングで切削します
仕上がりは外径Φ24段12.1、長さ15、幅16のHカット
4-3.5キリ、中心にM6P0.5のタップ加工をします。
直角度、同軸度、寸法精度と仕上がりにこだわった仕様です
NC旋盤加工
1.チャッキング
加工に必要な長さを出し、チャッキングする
2.外径及び端面荒加工
今回は26の材料を使用し、24で段差12.1で仕上げ、内径タップ加工との同軸も有りますので
特に芯ぶれに注意した加工となります
銅系は材料の高騰が止まらない為、少しでも材料費を抑える為に工夫します
3.センター穴加工
センター穴加工用の刃物を使用し、センター穴加工
このドリルで取っ掛かりを付ける事により、ドリルの穴あけ位置や、曲がりを防ぎ、寸法も出ます
ドリルの精度を出すためにもこの工程は重要です
4.ドリル穴加工
今回はM6P0.5のねじを加工するため、5.5の仕上がり穴を加工します
よって、ドリルは5を使用し、穴あけ加工します。
切子も良好に出ます
切子が絡むとその切子で加工品を傷つけてしますため
切削条件を出すことが重要です
5.内径荒加工
内径加工用の刃物を使用し、内径を荒加工する
5のドリルを使用しているため、片肉0.1程度の加工ですが、端面とねじ部分が直角度を求められている為、
丁寧な仕事をします。
荒加工無しの、仕上げ加工でも対応出来ますが、今回は丁寧に仕事します。
6.内径仕上げ加工
内径仕上げ加工用の刃物を使用し、内径を仕上げる
直角度と表面精度を注意し、ドリル穴の残り、等最大限の注意を払います
写真は5.内径荒加工と変化が無いため、割愛します
7.端面及び外径仕上げ加工
仕上げ用の刃物を使用し、端面及び外径の寸法、面精度を仕上げる
この工程で内径と外径の寸法、面精度、同軸度、直角度を仕上げます
8.研磨逃げ溝加工
幅0.5の溝加工用の刃物を使用し、溝加工
外径→端面を研磨する際の砥石の角R部分の逃げ加工をする
9.突っ切り加工
突っ切り用の刃物を使用し、チャック側の面取り後突っ切る
チャック側の面取りをすることにより、次加工時1工程少なくなり
NC旋盤加工との同軸が取れるため、納得のいく品質になります
チャック側には長さ方向に仕上げ代+0.2が付いているため、すべてを計算した上で面取りの大きさを決める
10.材料引き出し
引き出し専用の爪で素材を挟み込み、チャック開き→規定の寸法に引き出す→チャック閉じ
以上でNC旋盤加工は終了です。
上記状態でNC旋盤はプログラムが1工程目に戻り、新たに加工を始めます。(材料分連続加工)
以上でNC旋盤加工は終了です
↑加工側
↑突っ切り側
マシニング加工
11.チャッキング
専用のチャックを加工し、チャッキングする
本当は、加工品と同じ材料を使用し、チャックを加工すれば機械の掃除の時間が省かれますが
リン青銅の板を見積もりしたところ、驚きの値段だったので鉄のチャックを加工しました
鉄板の購入も、今回は幅16のHカットと、端面を加工するため、干渉しないようなサイズ治具を加工します
12.幅16Hカット荒加工
非鉄金属加工用のラフィングエンドミルを使用し、Hカット部分を荒加工する
ラフィングエンドミルを使用すると、切子が細かくなる為、切子の処理が有利になります
そのため、弊社では出来るだけ荒加工と仕上げ加工を刃物を分けます
工場が狭いため、切子の保管場所に苦労します
先ずは片側から1mmづつ計3.8mm加工します
この状態はDカットと呼ばれます→アルファベットのDの形状に似ているために呼ばれていると思われます
この工程で完成させる部品も有ります
反対側も加工し、Hカットの荒加工は完成です
この状態で片側+0.2の仕上げ代を付けています
この状態はHカットと呼ばれます→アルファベットのHの形状に似ているために呼ばれていると思われます
13.端面仕上げ加工
端面仕上げ加工用の刃物を使用し、端面の寸法及び全長と表面精度を仕上げる
チップを非鉄金属用に変更することにより、非鉄金属の仕上げ加工用に変更できます。
1回で条件が出れば良いですが、切削スピードを上げると見た目はきれいに見えますが
実は表面粗さは荒くなる、難しい条件出しになります
条件出し用の余裕が無いため、条件表通りの切削条件で加工します
14.センター穴加工
センター穴加工用の刃物を使用し、4-3.5キリの位置にセンター穴加工をする
センター穴加工をすることにより、穴の位置及びドリルの振れが無くなり、穴の寸法及び位置制度の良い穴加工が出来ます
15.Φ3.5穴加工
Φ3.5のドリルを使用し、4か所穴を開けます
16.幅16Hカット部分の面取り(裏)
ノガ・ジャパン様の裏座ぐりミニチャンファーを使用しHカット部分の裏側を面取りする
17.Hカット部分と中心M6×0.5の為の面取り
先端90°の面取り用の刃物を使用し、各箇所の面取をする
面取りの大きさは刃物の加工位置と刃物の深さで決まります
例えばHカットの左側の端面の位置から2mmさらに左の部分を、深さ2.1mmで加工すると0.1mmの面取りが出来るイメージです
左に1.9mm、深さ2mmで加工するのと同じです。
普段よく使用する刃物ですと、欠けてはいないものの切れ味が悪くなってバリが返る時が有ります
その部分をずらしてきれいな面取りになる、径と深さを探します
同じ寸法でプログラムを制作し加工するのが楽なので、ついつい同じ位置を使用してしまいます
18.Hカット部分の仕上げ加工
仕上げ加工用のエンドミルを使用し、Hカット部分の面を仕上げ加工する
幅は16で公差は一般公差ですが、次工程の事を考慮し、幅の公差±0.01位を目標に仕上げ加工する
19.中心M6P0.5タップ加工
今回はタップが指定の為、そのタップを使用します
ネジは何万個と加工して来ましたが、ネジゲージが入る事のみに気を付けていたため
今回の使用方法、図面の注記を見て気を引き締めました
ネジの合否を決めるのは、ゲージが入る事より旋盤加工時の同軸、直角に合わせる事です
弊社では加藤タッパーを使用しているため、治具に取り付けが曲がっても、旋盤加工時のネジ下穴に沿ってタップが入ります
タッパーのうたい文句がそうでも、実際はどうなのか心配になります
タップの切子も良い具合に出ていると思いますが、自分の検査器具で合否を決められないのも心配です
お客様でネジの仕上げをする為に、小さく出来ていると思われます
20.バイスチャッキング
水平に水平にを気を付け、上記マシニング加工終了品をチャッキングします
21.Φ3.5穴面取り
Φ5の先端90°の刃物を使用し、穴の面取りをする
穴の位置と旋盤加工部Φ12.1が近いため、ギリギリの加工になります
ここまでで寸法を±0.01に抑えたことが効いてきます
以上でこの製品の加工は終了です。
リン青銅は、Cu-Sn-P系の合金でSnの含有量により種々の特性が生まれます。
強靭な上に耐食性、耐摩耗性、はんだ付け性に優れ広範囲の用途に適しております。
Pbを添加し切削性を向上させたものが快削リン青銅C5441です。
RoHS規制対応品(Pb4%未満)となっております。
🧪 主な特徴と成分
- 分類:快削りん青銅(りん青銅2種)
- 主成分:
- 銅(Cu)
- 錫(Sn):約3.0〜4.5%
- 鉛(Pb):約3.5〜4.5%(RoHS対応で4%未満)
- 亜鉛(Zn):約1.5〜4.5%
- リン(P):0.01〜0.5%
- 比重:8.89
- 導電率:約19% IACS
- 熱伝導率:88 W/(m·K)
🛠️ 主な用途
- 電気部品:コネクタ、スイッチ、接点
- 機械部品:歯車、ネジ、ボルト、ナット
- 精密加工品:時計部品、複雑形状の切削加工物
- ばね・冷間加工部品:ばね材としても使用可能
NC旋盤加工+マシニング加工品を紹介します
・SUS304ステンレスのφ28丸棒ピーリングのバー材(1m)を使用し、
NC旋盤加工後ベンチレースにて端面を仕上げ、
マシニングを使用し、エンドミルにより長穴加工します。
仕上がり寸法はΦ26、長さは11、長穴は幅10長さ13(2-R5+長さ3です)
ステン SUS304 丸棒 NC旋盤加工後長穴マシニング加工
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・Φ40の快削リン青銅のバー材を使用し、NC旋盤加工後マシニングにて切削加工します
形状は外径40、長さ22、幅26Hカット、4-M4、中心にM14P1のめすねじを加工します
快削リン青銅(C5441) NC旋盤+マシニング切削加工
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・ステンレス SUS304φ22丸棒のバー材を使用し、NC旋盤にてφ20長さ19を加工後
マシニングセンターにてPT1/4の管用テーパーねじとM5ねじとHカットを切削加工します
ステン SUS304 φ22丸棒バー材 NC旋盤加工+マシニング加工
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・A5056 φ20アルミ丸棒を使用し、NC旋盤加工後マシニングでM6ヘリサートタップ加工をする
図面の要求で下穴貫通不可の為、ヘリサートタップ加工はマシニングセンターで実施する。インサートコイル用ネジとも呼ばれています
A5056 アルミ丸棒 NC旋盤+マシニング加工 M6ヘリサートタップ
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・ステン SUS304Φ30ピーリング材を使用し、Φ20深さ13をNC旋盤加工後
マシニングにて中心にM12P1.75の貫通ねじをタップ加工します
・ステン SUS304 Φ30ピーリング材を使用し、NC旋盤後
マシニングにて中心にΦ20深さ13ザグリ加工、M12P1.75深さ37をタップ加工します
・SUS304ステンレスの丸棒ピーリングのバー材(1m)を使用し、NC旋盤加工後ベンチレースにて端面を仕上げ
マシニングを使用し、エンドミルにより長穴加工します
仕上がり寸法はΦ20、長さは6、長穴は幅10長さ15(2-R5+長さ5です)
・NC旋盤にて、鉄 SS400丸棒Φ25の磨きのバー材を使用し片側端面仕上げ及びM10用の内径面取り後切断突っ切り
マシニングにて、M10×P1.5の下穴をドリル加工後、面取り
タップにてメスねじM10ピッチ1.5貫通をタップ加工をします
・ステンレスをNC旋盤加工します。SUS303ピーリング丸棒のバー材(1m)を使用しNC旋盤加工後
ベンチレース加工で端面を仕上げ、マシニングを使用し、長穴加工します
仕上がり寸法はΦ22×5.5Lの為、Φ24のピーリング材を使用し、加工します
SUS303 NC旋盤加工+ベンチレース加工+マシニング加工
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・鉄 SS400をマシニングで穴あけ後NC旋盤加工します
Φ34磨き材を長さ175をマシニングで中心Φ8貫通穴加工後、NC旋盤旋盤で両端、切削加工します
板金屋さんからの注文で、かなり昔からの製品です。材料の値上げにも対応して頂けるため有難いです
SS400 マシニング 穴開け後 NC旋盤加工
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・A7075アルミ丸棒のバー材(1m)をNC旋盤と、マシニングでフランジナットM6を切削加工する
Φ15丸棒を使用し加工します。フランジナットはJIS規格で寸法等が規定されており、そのままの寸法を加工します
A7075 NC旋盤加工後マシニング加工 フランジナットM6を切削加工する Φ15を使用
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・SS400Φ60磨き材丸棒バー材を使用しをNC旋盤加工後マシニング加工します
Rc1 1/2内径ネジを旋盤加工し、底面に幅10-長さ43マシニングを使用し、エンドミルで長穴加工します
・A5056アルミ丸棒材をCNC旋盤加工します。φ32の材料を使用し
CNC旋盤で、外径φ30長さ100端面中心M5加工、ベンチレースで端面仕上げ加工
マシニングセンターで幅28Dカット側面2-M10の機械加工を行います
アルミ NC旋盤+マシニング加工 A5056丸棒Φ30×100L端面M5 Dカット2-M10
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・鉄 SS400 NC旋盤加工後マシニング加工します。使用する材料は黒皮Φ55のアニール材です(熱処理材)
SS400の黒皮Φ55×1000のアニール材を支給して頂きNC旋盤加工後、マシニングセンターによるフライス加工の切削加工をします
SS400 NC旋盤加工+マシニング加工 アニール材 黒皮Φ55を使用
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・鉄 SS400のΦ55の材料を使用し、Φ55×長さ10のNC旋盤加工後
幅17×長さ29の長穴をマシニングを使用し、切削加工をします
SS400 Φ55×L10旋盤加工に幅10長さ29の長穴マシニング加工
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・Φ38の真鍮C3604のバー材丸棒を使用し、NC旋盤加工後マシニングにて切削加工します仕上がり形状は外径36、28h8の段、長さ15、内径24H8で1mm偏芯を加工します
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・Φ26のC5441快削リン青銅のバー材を使用し、NC旋盤加工後マシニングにて切削加工します
NC旋盤+マシニング加工|C5441快削リン青銅切削加工


















































































































