S50C 黒皮 30×30×109L 2-M10×P1.25マシニング切削加工

 

S50Cをマシニング加工します。

 

1工程目

材料屋さんに、S50C黒皮32×38の平角棒を110で切断して頂き納入

バイスにチャッキングする。

 

2工程目

タンガロイ社製のTACミルを使用し、上面を荒加工

38の長さを34まで切削するため結構な仕事になります。

設計の段階で、材料寸法の事を、もう少し気を使って頂けると

 

2工程目

外周荒加工、今回はラフィングエンドミルのラフフィニシュを使用して加工します。

長さが31加工するため、エンドミルでもロングタイプを使用します。

通常のラフィングエンドミルはガリガリ、ボリボリ削る事が出来ますが、表面はゴリゴリになります。

ラフフィニシュは、まあまあの表面になります。

 

3工程目

手作りの上面仕上げ用の刃物を使用し、上面仕上げ

旋盤用の仕上げチップを取り付け使用します。

 

 

S50C(機械構造用炭素鋼)

S50Cは、機械構造用の炭素鋼材として、必要な強度に応じてS45Cと使い分けられます。

熱処理を実施する事により、機械的性質の向上が得られ、用途が広がります。

軸や、ピンなどの強度や硬さが必要な場合には、必要に応じた熱処理を行います。

弊社の様な部品加工工場では図面中の熱処理欄に記入されている通りに処理してもらいます。

 

何度か起きたトラブルとしては、

・反り、曲がりが発生した。→部品が細い、寸法公差がシビヤ等の場合問題

・変色した。→熱処理の詳細指が無い→真空焼き入れ等で対応

熱処理後の硬度に指示は有るが、部品への影響の指示が無い等、

熱処理はトラブルも多いです。

 

S50Cの「C」は炭素(Carbo)を表し、「50」は炭素の含有量を表しています。

S50Cの含有量は0.47~0.53%なので0.50%前後という意味です。

また、鉄と鋼などの鋼材は、炭素含有量が多いほど強く(硬く)なる特徴があり、

JIS規格では特に規定がない約0,15から0,20%前後の低炭有鋼(SS400などの軟鋼)に比べて、

S50Cは炭素含有率