SCM440 NC旋盤加工+ベンチレース+マシニングによる切削加工部品を製造します。
SCM440をNC旋盤加工後マシニングを使用し、切削加工します
Φ36黒皮の材料を使用し、NC旋盤にてΦ34×穴Φ16×15Lを加工し
マシニングセンターにて25角を加工します
NC旋盤加工とマシニング加工は、横浜市にある東北製作所にご相談ください
表 裏 斜め上
私たちの会社は横浜市神奈川区に位置し、NC旋盤やマシニングなどの機械を駆使して切削部品の加工を行っています
皆様のお役に立てるよう、様々な業種との連携もございますので
お見積もりやご相談にも協力いたします。できるかどうか?その価格で実現可能かにも挑戦いたします
今まで付き合いのあった工場が閉鎖してしまい困っている等の相談にもご協力できます
まずはホームページを見たんだけどとお電話いただければと思います。045(381)6072
外注加工先でお悩みでしたら、ぜひご相談いただければと思います
お問い合わせは、フォーム、電話、またはFAXでお気軽にどうぞ
弊社のNC旋盤はバー材を使用しているため、コスト効率良くNC旋盤加工が可能です
反対側もベンチレースで端面仕上げをするため、これまたお安く加工が出来ます
今回の加工品を写真を使用し、順を追って説明します
NC旋盤 1工程
規定の長さを出し、チャッキング
NC旋盤 2工程
荒加工用の刃物で、端面及び外径の加工
NC旋盤 3工程
NACHI社製のオイルホールドリルを使用し、穴あけ
仕上がり寸法がΦ16.7の為、16.5のドリルを使用
ドリルに穴が貫通している為先端からクーラントが出ます。
確実に切削部分を冷却できる為、切削スピードを上げられます。
NC旋盤 4工程
内径荒加工用の刃物を使用し、内径荒加工
NC旋盤 5工程
外径仕上げ用の刃物を使用し、外形及び端面仕上げ
NC旋盤 6工程
内径仕上げ用刃物を使用し、内径仕上げ
NC旋盤 7工程
溝加工用の刃物で溝入れ
部品として落下
NC旋盤 8工程
専用の引き出しを使用し、治具で
挟む→チャックオープン→引く→チャッククローズ
で又、NC旋盤1工程にプログラムが戻り加工を開始します。
以上でNC旋盤工程は終了
ベンチレース加工
ブランクチャックを直接加工し、加工する部品に合わせる。
今回は外径Φ34の為、この大きさのチャックを制作する。
部品をチャックし、上記画像右側の刃物で端面加工、左側の刃物で内径面取りを加工。
表 NC加工 裏 ベンチレース加工
以上でベンチレース加工終了
マシニング 1工程目
バイスに加工品をチャッキングする。
マシニング 2工程目
FM(フェースミル)
今回はタンガロイ社製のTACミルを使用し、上面加工
マシニング 3工程目
ラフィングエンドミルを使用し、側面加工
プログラムにより、手前側はC0.5、奥川はC1.3の面取り。
マシニング 4工程目
先端90°の面取り用の刃物を使用し、上面の面取り
以上でマシニング片側終了
2工程は反対側をマシニング加工。
以上で全ての加工が終了です。
見積依頼、加工依頼、ご相談お待ちしております。
SCM440一口メモ
クロムモリブデン鋼鋼材(SCM材)の用途、機械的性質、概要
機械構造用合金鋼の一つで、通称、「クロモリ」もしくはクロモリ鋼と呼ばれる材料です。
クロム鋼にモリブデンを入れて改良されたもので、SCr材よりもさらに焼き入れ性にも優れています。
焼き戻しに対する抵抗、機械的性質が優れているほか、靭性もあるため、自動車部品、
ボルト、ナット類にも使われます。500℃前後の高温下でも強度が低下しにくいといわれる材料で
高温高圧が前提となる筒所に使われることもあります。
自転車のフレームとしても人気で、適度な「しなり」が発生し、振動を吸収するためアルミに比べて
疲労度が少ないという見解もあります。他にもクランクシャフト、フライホイール、スタビライザー
ボルト、継手、航空機脚部品、エンジン部品等にも使われます。
なお、この素材はクロムの添加量が比較的少ないことから、錆とは無縁ではありません。
また価格としては鋼材の中ではそこそこするほうですが、特殊な合金に比べれば汎用度が高く、
値頃感もあります。
きれいに仕上げることが出来るため、美観が求められる製品などにもよく使われます。
SCM440 黒皮Φ32丸棒 NC旋盤+ベンチレース加工
↑別のSCM440の切削加工品です。