STKM13A φ65×t10鉄パイプのCNC旋盤加工事例|高精度切削ポイントを解説
STKM13Aの鉄パイプ(φ65×t10)を使用し、CNC旋盤で加工を行った事例をご紹介します。
STKM13Aは機械構造用炭素鋼鋼管として広く使用され、強度と加工性のバランスが良い材料です。
しかし、パイプ材の加工では、肉厚・芯ズレ・把握方法など、無垢材とは異なる注意点が多く存在します。
弊社のNC旋盤は1mのバー材をチャッキング出来る為、1チャックで加工する為、全ての注意点をクリヤーできます
今回の加工では、
- 外径φ65の大径パイプ
- 肉厚t10の中肉パイプ
- 旋盤加工時の芯出し精度の確保 といった条件を満たしながら、安定した切削を実現しました。
パイプ材のCNC旋盤加工では、以下のような課題が発生しやすくなります。
- パイプ特有のたわみや振動が発生しやすい
- チャッキング時に変形しやすい
- 肉厚によって切削抵抗が変化する
当社では、これらの課題に対応するため、
- パイプ専用の把握方法
- 切削条件の最適化
- 工具摩耗を抑える工具選定 を行い、寸法精度と仕上がり品質を両立した加工を実現しています。
STKM13Aパイプは用途によって要求精度が大きく異なるため、
小ロット・試作・特注品にも柔軟に対応しています。
「この寸法は加工できる?」「パイプ材のまま加工してほしい」などのご相談も歓迎です。
STKM13Aや鉄パイプのCNC旋盤加工でお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
鉄パイプをCNC旋盤加工します。STKM13AΦ65×t10を使用し
仕上がり寸法は、外径φ61、内径49.5、長さ7
端面のΦ56部分に120° 3か所にM3貫通の製品を切削加工します
完成品
部品の加工依頼をお待ちしております。
株式会社東北製作所は、NC旋盤加工やマシニング加工を駆使し、
多様な金属加工ニーズにお応えします
- 柔軟な対応: 私たちは小規模の家族経営の利点を活かし、特注品や小ロットにも対応
- 高品質: STKM13A鉄パイプをはじめ、厳選された素材と技術で精度の高い製品を提供します
- 安心の価格: コストを抑えつつ、納得の仕上がりをお約束します
さらに、無料相談も実施中!「こんな加工できるかな?」といった疑問も気軽にご相談ください
お見積もりやお問い合わせは、フォーム、電話、FAXでお気軽にどうぞ
私たちの会社は、神奈川県横浜市でNC旋盤やマシニングセンターなどの機械を用いて、切削部品の加工を行っております
様々な業界との連携を持っており、見積もりやご相談にも対応いたします。どんな要望にも挑戦し
「これができるか?」や「この価格で可能か?」といったご質問にもお答えします
外注加工先でお悩みでしたら、ぜひご相談いただければと思います
お問い合わせは、フォーム、電話、またはFAXで承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください
NC旋盤に回転工具が付き、その回転工具で切削加工する事を弊社ではCNC旋盤加工と呼びます
今回の加工品を写真を使用し、工程を順を追って説明します
CNC旋盤加工
1工程ー外径、端面荒加工
荒加工用の刃物を使用し、外径と端面を荒加工する。
加工時はカッチングと呼ばれる、水溶性の切削油をかける為、白色のカッチングが溜まる。
各社いろいろな、切削油を使用しているが、最近はお客様より要求が来る事も有る。
2工程ー内径荒加工
内径荒加工用の刃物を使用し、内径の荒加工
3工程ー外径段差加工
本来はこの様な部品の場合、加工方法を逆(裏表反対)に加工した方が早いですが、
ツバ(段差)部分のすぐ近くにM3を加工しなければいけない。
M3部分を仕上げ加工すると刃物が痛むとうの理由で今回は逆に加工します。
4工程ー端面M3面取り、センターリング
リーディングドリルを使用し、端面M3部分のセンターリングと面取りを行う。
本来センターリングは、使用するドリルの1/3程度の大きさ(使用ドリル)
が理想とカタログに書かれており、
使用ドリルより大きなセンターリングを行うと、
芯がズレる、ドリルの角が痛む等デメリットがれるが、実際加工するとそんなに痛みません
5工程ー端面M3下穴
本来は止まり穴の場合に使用するタップは、スパイラルもしくはロールタップですが、
今回は表裏を逆に加工する為貫通穴になります。
よってポイントタップを使用します。
下穴のドリルは2.6を使用します。
6工程ー内径仕上げ加工
内径仕上げ加工用の刃物を使用し、内径を仕上げる。
7工程ー端面、外径仕上げ
端面、外径仕上げ用刃物を使用し、仕上げる。
8工程ーM3タップ
M3ポイントタップを使用し、M3ネジ加工を実施する。
9工程ー溝仕上げ加工ー突っ切り
溝加工は荒加工と同じ刃物を使用し、仕上げ加工後、突っ切る
そのまま突っ切り用の刃物を使用し、突っ切る
部品はパーツキャッチャーのうえに落下する。
10工程ー材料引き出し
専用の工具を使用し、材料を引っ張る
工具で材料を挟むーチャックオープンー引っ張るーチャッククローズ
工具を逃がす
1工程から加工スタート
以上でCNC旋盤加工は終了
ベンチレース加工
この製品の専用のチャックを加工する。
製品をチャックする
つば部分の端面を加工する
つば部分の内径と外径を面取りする
以上でこの製品は完成
軽い気持ちで考えるくらいなら思い切って見積もり、ご相談お待ちしております。
機械構造用炭素鋼鋼管としては、成分、機械的性質の異なる22種類が規定されており、
さらに
製管方法により
継目無し鋼管(シームレス) (S)
電縫鋼管 (電気抵抗溶接管)(E)
鍛接 (B)等の記号が付けられる。
仕上げ方法により
熱間仕上げ (H) ホット
冷間仕上げ (C) コールド
電気抵抗溶接したまま(B)等の記号が付加されます。
【例】
STKM13Aの炭素鋼で、熱間仕上げ、継目無鋼管については、
STKM13ーSーH又は
STKM13A S Hと表記される。
STKMは
S=S t e e l
T=T u b e
K=構造
M=M a c h i n e
Kは まさかの構造
炭素規格のうち、鋼管がこの規格ですが、STKMは配菅用としての鋼管と違い
管の内側から圧力がかかる事を想定していない為、水圧試験の下限値等は設定されていません
STKMは主に機械の部品として用いられる事を想定した鋼管ですが
機械器具のほか、自動車、自転車、家具などの構造材料としても使われます
鋼管は中が空洞になっている中空構造の為、棒鋼をそのまま使用するよりも軽量化を図ることができ
大口怪のものにも対応可能です
サイズのバリエーションは、建築用や配管よりも種類が多く、検討前には確認が必要です
STKM13Aは、機械構造用炭素鋼鋼管の一種です
炭素含有量が0.25%以下で、引張強度が370N/m㎡以上、伸びが22%以上の炭素鋼鋼管です
鉄パイプ加工例






















































